ゆめみるあんぽがき日記 2006年以降分 2005年までの分はこちら |
こっちも見てね→ゆんゆらんど(本の紹介) | ←気に入ったら押してね |
見出し | 有間皇子 11/19 | ||||||
歴史関係 2006/11/19,15:47:11 |
|||||||
管理用 |
全ての記事(424) 2012年(1) 2010年(42) 2009年(68) 2008年(49) 2007年(101) 2006年(163) 映画(9) 鳥(60) グルメ(63) おやつ(44) その他(138) ドラマ(6) 折り紙(1)
料理(11) 旅行(13) 読書(10) 空(8) 海のエジプト展
|
有間皇子(ありまのみこ)。 孝徳天皇の皇子。 645年、有名な大化の改新があった年に、父である孝徳天皇が即位。 ここから、有間皇子の運命は狂いはじめる。 父親が天皇にさえならなかったら、彼は一皇族として、平穏無事な生涯を終えることができたのかもしれない。 しかし、父が天皇になることで、自分も皇位を継ぐ可能性のある者となったため、時の実力者、中大兄皇子(後の天智天皇)ににらまれ、粛清されてしまう。 有間皇子は、粛清から逃れるため、気の狂ったふりまでしたという。 そんな彼に謀反をそそのかしたのは、蘇我赤兄(そがの あかえ)。 有間も中大兄皇子を倒そうという気になるが、その矢先、なんと赤兄が中大兄皇子に密告し、有間は捕縛されてしまう。 中大兄皇子の尋問に、有間は、「天と赤兄だけが知っている」とのみ答えたという。 そしてその後、絞首刑にされた。まだ20歳にもならない少年だったのに。 有間皇子に野心がなかったといったら、ウソだろうけど、中大兄皇子の粛清はやりすぎじゃないだろうか。(ほかにもいっぱい殺してる) 結局、粛清してなかった弟の大海人皇子(おおあまのみこ)に、死後、政権をとられることになるのは、皮肉としかいいようがない。
|
1054047