●大切な鳥の本

神子が大切にしてる鳥の本を紹介します。興味がわいたら是非読んでみてね。



「スズメと私 愛の記録12年」
発行:創元社 クレア・キップス著 現在絶版

フィンチを愛するみなさんならいままでの人生で雀と暮らしたことがきっとあるでしょう。
そういう方には是非読んで欲しい「Sold for a Farthing」の訳本です。
クラレンスは第2次世界大戦のドイツ軍の空襲下のイギリス生まれの家雀(HouseSparrow)の男の子です。
先天的な羽の異常のため飛べず、一生12年を著者の元で過ごしました。

雀の一生を淡々とつづっただけの原著「Sold for a Farthing」は
1953年に発行され世界中でベストセラーとなった本です。

50年も前に生きた雀の一生が今でもいきいきと伝わってくることに
人間は愛した証を記録として永久にとどめる力を持っていることを教えられました。
立派な銅像を建てても死んだ者は喜ばないと知りつつも、それをせずには
いられないのが人間だということも心に刻みました。

神子に「その羽で抱きしめて」を書かせた原動力の一冊です。

この訳本「スズメと私」は昭和45年初版で現在は絶版と
なっていますが、「小雀物語」より訳の調子が優しく、また原作者のイラストや、
クラレンスの墓碑、クラレンスの歌の楽譜(冒頭のみ)が
載っている点で貴重です。お持ちの方は大切にして下さいね。
希に物持ちのいい図書館でお目にかかります。
神子は図書館の人に「ぼろくなっても破棄しないで下さいね、お願いしますね」と
ひつこくお願いしてしまいました。

上のイメージを押したら表示されるイラストは表紙と同じものですが
扉に掲載されていたものなので白地ではっきりと見ることができます。
クラレンスの「扇子のよう」と表現された先天異常の片翼も
慈しむようにきちんと描かれています。

是非再版してほしい本です。

●2000年秋、ここでこうやって(勝手に)紹介させて
頂いたご縁で、訳者である故・今田恵氏の縁故の方から、ストック
となっていた「スズメと私」を贈呈して頂きました。
今田恵氏と「スズメと私」についてもお話をおうかがいすることができました。
運命とは数奇なものですね。大感激です。
<=これです。
図書館でぼろぼろになった本しか知らない僕はまっさらな
本にとまどい気味です。

まだ少しあるストックを公立の図書館に寄贈して「スズメと私」を
読んでいただこう!という計画が進行中です。
是非わが地元の図書館に!という方は掲示板やメールでご連絡下さい。

現在「スズメと私」の存在が確認されてる図書館は、

・県立浦和図書館(埼玉県)
・宮古市立図書館(岩手県)

です。お近くの方は是非お手にとってご覧下さい。
他にもみかけたという情報がありましたら
掲載したいと思いますのでお寄せ下さい。



小雀物語
発行:小学館ライブラリー クレア・キップス著 680円

「Sold for a Farthing」の訳本のうち現在入手可能な一冊です。
実はこの訳本の方が上の「スズメと私」より先に出ていて、丁度「スズメと私」出版のときは
こちらの方が絶版状態でした。

1994年に再版され今では簡単に入手できます。
「スズメと私」より訳が固いのが気になりますが、クラレンスの写真については
こちらの方が多く収録している点は見逃せません。



おはよっ、ピースケ 発売:主婦の友社 久川綾 著 1200円
おやすみ、ピースケ 発売:主婦の友社 久川綾 著 1500円

これも神子が「その羽で抱きしめて」を作る力となってくれた本です。
表紙をはじめかわいらしい、いつも文鳥と暮らしていたんだ…と
はっきり感じとれる、著者さんのぴーすけの水彩画が心を打ちます。

はじめの一冊「おはよっ、ピースケ」に心動かされ
「その羽で抱きしめて」を作った神子が、久川綾さんにお礼も兼ねて
本をお送りしたところ、メッセージと「おやすみ、ピースケ」を
いただきました。

おやすみ、ピースケは久川綾さんとピースケちゃんの最後までが書かれています。
神子は泣きました。


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