大好きだった白文鳥さんは行ってしまいました。
桜文鳥は、追うすべもなく2羽でよくいた赤い葉っぱのある枝でないています。
「僕の頭に白い差し毛があったからかな」
「へんな巣材もってきちゃったからかな」
「きげんの悪いときに歌をうたっちゃったからかな」
「ぴっちょぴっちょってしかうたえなかったからかな」
白文鳥さんはもうとっくに見えなくなってしまったというのに、桜文鳥は白文鳥さんの飛び去った方向を見つめてただなくことしかできません。
桜文鳥は起きない奇跡を待つしかありませんでした。
白文鳥さんが戻ってきたら一番に見えるからと、大好きな白文鳥さんを呼び続けてあの赤い葉っぱのある枝でただないていました。

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